【1年生】キャリア教育講演会

 新川文化ホールで行われた「魚津市中学校キャリア教育講演会」に参加してきました。

 これは、次年度の職場体験「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」に向けて、自分の生き方を考える機会をもつことをねらいに、市内の中学1年生が参加した講演会です。

 今年度は、講師に、 自然写真家 松本紀生 さんをお招きしました。
 松本さんは、ご自身の仕事内容や今に至る経緯などを、ユーモアたっぷりに語ってくださいました。写真や動画を用いて、常に寒さの中にあるアラスカにも四季折々の姿があること、アラスカといっても地域によって見せる姿が全く違うことを見せてくださいました。オーロラを見に行くため、現地に1ヶ月滞在したのに見ることができなかったとき、残念な気持ちではなく「オーロラを見るために試行錯誤し努力した自分は間違っていない」「自分が目標に向かって頑張っていると実感できてうれしい」という気持ちになったというお話、「つらいと思ったことがない」という言葉が印象に残りました。

 

 最後に生徒からの質問も、たくさん答えてくださいました。
 その中で・・・
 「自分が一生かけてやりたいことに出会うことは時間がかかるが、ちゃんと考えながら過ごしていれば、夢やヒントは必ず見つかる日が来る。ぜひ見つけてほしい」「いろいろなことをあきらめずに頑張っていれば、たとえ夢が叶わなくても、次の夢をちゃんと見つけることができる」と、力強いメッセージを送ってくださいました。

1度きりの人生。自分の将来について一生懸命悩み、思いを馳せながら、充実した学校生活を送ってほしいと感じました。

明日は、「魚津三太郎塾 出前授業」が行われる予定です。

令和5年度 学校保健委員会

 17日(金)に、今年度の学校保健委員会が開催されました。感染症拡大防止の観点から、リモート形式で実施されました。


 まず、本校保健委員会の生徒が発表を行いました。テーマは、「ネットと私たちの安心・安全」です。先日実施した、東中ネットルールを守っているかどうかのアンケート結果と、その考察を発表しました。
 傾向としては、学習の時にもタブレットやスマートフォンを触ってしまったりSNS等を利用してしまう、夜遅くまで利用している人も多く、生活習慣に乱れをきたしている、そもそも利用時間が長い、という状況です。一方、他人を傷つけないように心がけている人は比較的多いようです。よって、「自分のことに関して意識を高める」ことが今後の課題であると、保健委員会では分析しました。「ネットを自分勝手に使わない」ということが、どの学年でも大事なようです。

 次に、今日の講師である、富山大学医学部 疫学健康政策学 准教授 の 山田正明 先生 に、「医者から見た子どものネット依存」と題して講演いただきました。
 依存症になるものは「楽しく」「疲れを感じず」「飽きがこない」ものであること、娯楽としてのネット利用が依存をもたらす危険がとても高いこと、ネット依存は特に脳内の前頭葉を委縮させてしまうこと、そして、依存症はこの中学生の時期に最も発症しやすくなってしまうことなど、最新の研究から明らかになったことをたくさん紹介していただきました。
 また、ネット利用が目に大きな影響を及ぼすことはよく知られていますが、目の向きや形まで変えてしまう可能性があることや、実は、集中力と記憶力の点では、デジタル機器での学習より紙を使った学習の方が優れていること、保護者のネット利用時間が子どものネット利用時間に最も影響を与えていることなど、興味深い話も聞くことができました。
 最後に、まとめとして、「ネットは依存性の高い危険な物であることを前提にして利用しよう」「平日の利用時間は1~2時間におさえよう」「毎日の利用は控えよう」「家族ぐるみでネット利用時間の約束を決めよう」といったことを提案してくださいました。

 私たち東部中学校には、令和2年度に改定した「東中ネットルール」があります。これは山田先生がお話してくださった提案を網羅する内容になっています。東中ネットルールを大切に守ることを継続し、健全な学校生活を送れたらよいと感じました。

【PTA】広報部 合唱祭の取材

<曲目と審査結果>・・・★最優秀賞  ☆優秀賞

《1年生の部》
☆1組 変わらないもの  ★2組 地球星歌  3組 絆  4組 行き先

《2年生の部》
1組 HEIWAの鐘  ★2組 時を超えて  ☆3組 道  4組 COSMOS

《3年生の部》
1組 あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ~  ★2組 青い鳥
3組 手紙~拝啓十五の君へ~  ☆4組 群青

合唱祭の様子は、NICE-TVの「NICE特集」で12月24日(日)~30日(日)に放送される予定です。

<鑑賞された保護者の方にインタビューしました。>

・みんな一生懸命に頑張った成果が出ていたと思います。大きな声で歌うことは大人になると少なくなるので、とても大切だと思います。元気いっぱいの声に励まされながら、明日からも仕事を頑張ります。ありがとう!

・合唱曲が決まると、毎日のように家で口ずさみ、練習をする姿を見てきましたので、私も合唱祭に行くのを楽しみにしていました。どの学年のどの子供たちも、生き生きとして歌を歌い、表現をしている姿に感動して帰りました。子供たちにとってもとても素敵な思い出になったことと思います。これまでクラスをまとめてくださった担任の先生や、こんな素晴らしい合唱祭を開催していただきました学校には感謝いたします。

・各学年の合唱、感動しました。毎年感動をもらっています。自分の子供が3年生なので、今年で最後となり、少し寂しいような気持ちです。日々の練習大変だったと思います。一人一人に拍手を送ります。お疲れさまでした。感動をありがとうございました。

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広報部副会長

 今年で2回目の参加となります。昨年の感動を再度感じられることに喜びを覚えます。子供たちは勉強、部活等、様々な活動の中、大変な努力をしていることと思います。各人の役割をこなし、協力し合い、励まし合い、助け合うことを通して、一つになることの喜びを感じてほしいと思います。

 心配されていた体調不良の子供たちも少なく、参加できたことに感謝します。運営に当たりご協力いただいた関係者のみなさん、ありがとうございました。